精液検査ができるクリニックまとめ
みなさんは女性が男性の何に惹かれるか、ご存じだろうか?
もくじ
顔?
身長?
筋肉?
年収?
否、精子である。
子孫を残す力それすなわち精子の力量であり、世の女性が精子の強い男に惹かれるのは必然である。
男どもよ、精液を検査してもらえ
では、そのために男は何をするべきか?
それは、自らの精液の力量を知っておくことだ。幸い、現代では1300円くらい、1時間程度で精液検査ができるので、伴侶を望む男性諸氏はぜひとも行くべきである(もちろん、子どもを望む男性も)。
精液検査に行くと、その証として検査票がに入る。合コンの席などでさりげなく(←ここが大事)紙片を女性に見せれば、「すてき!抱いて!」となること請け合いだ。
というわけで、私は先日、精液検査に行ってきた。電話で予約をしてクリニックに赴き、個室でちゃちゃっとマスターベーションして、精子が元気なうちに検査してもらうわけだ。ちなみに、個室は1畳くらいで、DVD3本とヘッドフォンが用意されていた。が、あまり食指をそそられるものはなかった。(1作品に複数人の女性が出てくるオムニバス形式のものばかりだったのは、できるだけ個々人の趣味嗜好をかんがみようとするクリニック側の配慮だろうか。だが、イヤホンを持参して自分のスマホで好みの動画を探したほうがいろいろ早く済むかもしれない)
結果は30~40分くらいですぐわかるので、待合室で待機。ちょっとドキドキしながら呼ばれて結果発表だ。ここで、私の精液の結果を発表しよう。いくつか、チェック項目がわかれているので、それの説明も兼ねていく。
結果発表!
①精液量
私:3.6ml
基準値:1.5ml以上
これはそのまんま、精液の量である。精液採取用のコップが大きかったので、私は主観で「やばい、少ないかな……」と不安になったが、杞憂であった。
②pH
私:7.6
基準値:7.2以上
精液は弱アルカリ性なのが正常な状態で、炎症などが起きているとpHが8.0以上になることもあるらしい。が、これも問題なかった。
③精子濃度
私:87×100000/ml
基準値:15×100000/ml以上
精子は潤滑液のほうが割合的に多いので、精液が多いからといって精子が多いとは限らないのだ。しかし私の精子はやたら多いな……。
④運動率
私:59.8%
基準値:40%以上
精子がたくさんあればいいというものではない。そのうち、ちゃんと前進運動をしている精子がどのくらいあるのか、がこの値だ。まったく問題ない。
⑤正常形態率
私:32.2%
基準値:30%以上
ちゃんとした形の精子がどのくらいあるのか、というもの。これはちょっとギリギリだが、ちゃんとクリアーしていた。
⑥白血球数
私:0×1000000/ml
基準値:1×1000000/ml以下
精液のなかに血液などが混じってしまっていないかという検査。私の場合はまったくまじっていなかったので、無問題!
※なお、基準値はクリニックによって差があるようなので、あくまでここで紹介した「基準値」は私のクリニックが設定していたものであることをご了承いただきたい
※基準値は「これだけあればちゃんと妊娠させる力があります」というものなので、基準値を下回っていても妊娠能力がないわけではない。たとえば、正常形態率は最悪4%以上であれば、いちおう妊娠能力ありと判断されることが多いようだ。
というわけで、私の精子は非常に力強かった。頼もしい限りである。
なお、精子を増やす方法については過去のエントリーで書いたので、もしだったらこちらの記事や、成書を参考にしていただきたい。
都内のおもなクリニック一覧
この結果を見て、読んだ男性諸氏は自分の精子を力試ししたくなったと思う。幸い、東京都内には男性の精液検査を実施しているクリニックがいくつもあるので、ここで紹介しておこう。
男性不妊の恵比寿つじクリニック(最寄:恵比寿駅)
男性妊活外来|メンズヘルスメディカル(最寄:東京駅)
男性不妊外来|中央クリニック(最寄:東京駅)
東京で男性不妊治療(精子・精液検査)|エス・セットクリニック(最寄:神田駅)
精液検査 | 木場公園クリニック(最寄:木場駅)
精液検査|不妊治療の前に|こまえクリニック【不妊ルーム】(最寄:狛江駅)
海老根ウィメンズクリニック(最寄:白金高輪駅)
男性不妊症 | 芝公園かみやまクリニック(最寄:芝公園駅)
新橋日比谷通りクリニック|泌尿器科 (最寄:新橋駅)
不妊治療専門 虹クリニック|医療法人財団 荻窪病院(最寄:荻窪駅)
男性不妊症 | さくまクリニック (最寄:光が丘駅)
精液検査について|不妊治療 京野アートクリニック高輪(最寄:品川駅)
不妊治療・不妊専門病院「はらメディカルクリニック」(最寄:代々木駅)
ちなみに、私が検査を受けたのは「芝公園かみやまクリニック」である。電話で相談すると「5000円くらいかかる」といわれたのだが、実際に検査を受けてみると基本検査の数値でまったく問題がなかったので、結局1300円くらいしかかからなかった。
ただし、各Webサイトをみていただけばわかるが、クリニックによって費用に結構格差がある(また、かかる時間にも差がある)。
個人的には、最初からあまり詳しい検査を受けてもあまり意味はないと思う。お金もかかるし。また、ここで紹介したクリニック以外にも、ネットで「精液検査」「男性赴任」などで検索するとすると出てくるので、ぜひご自身でもしっかり調べてほしい。
また、できたら検査を受ける前に、男性赴任について本を読むなどして、事前知識は仕入れておきたいところだ。
おわりに
不妊というと、とかく女性の方に問題があるように考えられがちだが、昨今では男の方の精子にも問題があることが多いようだ。
はっきりいって、特に体の不調などがない若い男性でも、精子があまり元気でないこともある。調べてもらうのは勇気も、手間も、金もいるが、それに見合うだけの価値はあると思う。ぜひ、あなたも精液をチェックしてもらってほしい。
今回はこんなところで。
それでは、お粗末さまでした。