本で死ぬ ver2.0

基本的には本の話。でもたまに別の話。

ミステリー

『亜愛一郎の狼狽』のレビュー~切れ味鋭いコミカルミステリ短編集~

小説のなかの名探偵に奇人・変人が多いのはなぜなのだろうか??

『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』のレビュー

一言に似た作品といっても、いろいろな言い方があるわけだ。

『完全なる首長竜の日』のレビュー~あからさますぎる伏線が虚をつく物語~

ミステリーが別にそれほど好きじゃなくても、名前くらいは知っているだろう『このミステリーがすごい!』(以下「このミス」)というランキング。

名状しがたき雑記

今回はオムニバス形式の雑記。いつにも増してまとまりのない内容となっている。なお、上の写真は内容とまったく関係ない。

『星籠の海』(本)のレビュー(ネタバレなし)~映画化がうれしくて島田荘司と御手洗潔について紹介したくてたまらないんだ~

探偵ミタライの事件簿 星籠の海 - 映画予告編[ 玉木宏 主演] いよいよ6月4日に『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』が公開される。

ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』が納得できない

「ミステリーが好き」とか言っておきながら、実はわたくし、シャーロック・ホームズシリーズをほとんど読んだことがない。

『Comic M』のレビュー~先ずアンソロジーより始めよ~

世の中には「アンソロジー」という本の形態がある。

『マスカレード・ホテル』はミステリとしてはイマイチ

文章を書くコツはいくつかある。

『ブルーバレンタイン』とほか2本のレビュー~結婚願望がみるみる失せる映画~

とある友人に「彼女を作るにはどうしたらいいか?」と相談を受けた。

『経眼窩式』のレビュー~ちょっと出来の悪い社会派ミステリ~

ミステリと言っても、いろいろなジャンルに細分化できる。そのひとつが「新本格」とよばれるものだ。

『○○○○○○○○殺人事件』のレビュー~下品で読者を小ばかにした「ひどい」ミステリー~

本はタイトルが命である。よほど著者が有名だったり、有名な賞を取った場合は別だが、小説は内容がある程度わかる実用書とは異なり、最後まで読まないとおもしろいか否かが判別できないので、知らない作家の場合、読者はタイトルや帯文の煽り、装丁(そしてA…

『NECK』のレビューも添えて~はじめての舞城王太郎~

講談社が発行している雑誌『メフィスト』の新人賞に「メフィスト賞」というのがある。もちろん、名前の由来はゲーテの名作『ファウスト』に登場する悪魔・メフィストフェレス――と思いきや、そのルーツは小野不由美氏の小説『メフィストとワルツ!』に由来して…

『殺人者と恐喝者』のレビュー~ジョン・ディクスン・カーとカーター・ディクスン~

ミステリーというのは単調なジャンルである。古今東西、どんな物語であろうと、「事件が起きてそれを探偵が解明する」という構図が変わらない。しかし、それでも私がミステリーに惹かれるのは、謎が解明された時にえも言われぬカタストロフィを感じられるか…