本で死ぬ

基本的には本の話。でもたまに別の話。

『映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん』が意外とおもしろかったゾ!

 

クレしん映画だと『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』とかが地味に好きだったりする徒花です。

最終的な目的が「家で焼き肉を食べる」というくだらなさが堪らんですね。

 

もくじ

 

今回紹介するのはこちら。

 

 

劇場版『クレヨンしんちゃん』のシリーズ第22作目。

2014年に公開された作品でございます。

意外とおもしろかった。

 

あらすじ

 

ギックリ腰で腰を痛めたひろしは突如現れた謎の美女に連れられ、マッサージも兼ねてエステの「無料体験」を受けることに。

エステを終えて家に着いたひろしだったが、そこで自分の体がロボットになっていることに気づき、ビックリ!

ロボットになった自分を前に警戒心むき出しのみさえに対し大喜びのしんのすけ

 

 

そんな中ひろしは、自分の体がロボットになった原因があのエステサロンであったことに気づく。

それは、邪険に扱われる日本の弱い父親達の復権を企てる『父ゆれ同盟』の恐るべき陰謀だった。

「家族は、オレが守る!!」 崩壊寸前のカスカベを前にロボットになったひろし=ロボとーちゃんが、しんのすけと共に立ち上がる。(Wikiより)

 

ギャグとシリアスのバランスがいい塩梅

 

クレヨンしんちゃん』の映画は作品ごとにけっこう作風がガラリと変わるのが特徴で、ギャグメインのものもあれば、シリアス色が強いものもある。

本作の場合、ひろしがいきなりロボットになるという非常識的かつコミカルな展開なのでギャグテイストがベースなのだが、中盤からちょっとシリアスが入ってくる。

 

――かと思うと、クレしんお得意のさまざまなオマージュ(しかも「朝まで生テレビ!」とか五木ひろしとか、絶対に子どもには理解できないパロディ)を挟み込んでシリアスになりすぎないように調整されているので、最後まで笑いながら見ることができた。

 

というか、よく五木ひろしがあんな使われ方をする許可を出したなぁと感服するばかりである。

 

(個人的に『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』とかはシリアスすぎる)

 

まさかのどんでん返し

 

終盤、「お! そうくるか!」という展開があったのはうれしいポイントだった。

イメージとしてはクレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』の展開に近い。

 

 

よく考えればあれはSF的な展開の物語だったし、今回も基本的にはロボットを中心にしたSF作品だった。

なお、Wikiの作品ページにはさらっと壮大なネタバレがあるため、重々注意していただきたい。

 

さまざまなSF作品のパロディが満載

 

ストーリーをたどっていくとわかるが、本作はさまざまなSF映画のパロディが詰め込まれている。

ターミネーター』『パシフィック・リム』『リアル・スティールなどなど。

しかもそれでいて、本作の根幹にはロボットSFではおなじみの問題……すなわち

「人間」と「高度なロボット」を隔てるものとはなんなのか?

という問いも投げかけられており、満足度は十分高い。

 

じつは興行収入も歴代5位

下はクレしん映画の興行収入(データはWikiから)

 

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意外だったが、人気の高い『オトナ帝国』や『戦国大合戦』よりも良い成績で、じつは歴代映画の中でも興行収入は5位と大健闘している。

というか、近年は人気が盛り返しているようだ。(ただし、歴代1位の『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』は個人的にはイマイチだった)

 

 

データで改めてみてみると、なかなかおもしろい。

 

おわりに

 

とりあえず気張らずにだらけながら見ることができる映画は貴重である。

 

今回はこんなところで。

それでは、お粗末さまでした。