本で死ぬ

基本的には本の話。でもたまに別の話。

『星のポン子と豆腐屋れい子』がおもしろかった

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こんなコミックを読んだ。

もくじ

なんで読んだかというと、以前のエントリー小原愼司氏のことを思い出し、二十面相の娘以外にはどんな作品を描いているのだろうかと気になって調べてみたら1冊で完結しているこちらの本を見つけたのでAmazonでポチった。

厳密にいうと、原作が小原氏で、マンガ自体はトニーたけざき氏が描いている。小原氏は画力がアレだから……ゲフンゲフン(以下略

『星のポン子と豆腐屋れい子』のレビュー

んで、端的に言うとおもしろかった。

あらすじ:

経営の苦しい豆腐屋を営む夫婦の子どもで小学生のれい子とヒロシの姉弟は、ある日河原の草むらでキツネに似た不思議な生き物を拾って家に帰る。ポン子と名付けたその動物に食べ物をやると、元気になって言葉を話し始めた。ポン子によると、彼女は銀河連合交通監理局からの営業許可を持って、ハイテクノロジーの商品を手に惑星間の行商を行っているという。そこで、姉弟はなんとかポン子に協力してもらい、両親の豆腐屋の経営を立て直そうとするのだが……

絵柄とあらすじを読むと、コメディタッチのほのぼのSFに見えるが、1話目の終わりで「まじかよ」という超展開が起き、第2話、第3話といきなり雰囲気が変わって怒涛の勢いで突き進んでいく。そして、終わり方はすがすがしくてなかなか良かった。

とはいえ本作、Amazonのレビューを見るとうがった意見もあり、必ずしも高い評価ばかりではない。Amazonのレビューは本を選ぶ上で役に立つが、同時にその本に対して余計な先入観を持ってしまう原因にもなる。あまりレビューを見過ぎないことも大切だと思う。

ギャップを感じられる作品に出会うこと

私が思うに、物語のおもしろさは「ギャップ」である。「たぶんこういう展開だろう」とか、「こういう世界観だろう」という読者の予想が(良い意味で)裏切られると、とたんにおもしろくなる。ミステリーのトリックや、4コママンガのオチなども同じだろう。「いかにうまく読者を裏切れるか」というのが、ひとつの重要な要素になる。

とはいえ、多くの本を読んでいくと、だんだんこうした楽しみは感じられなくなっていく。いろいろなバリエーションをすでに経験してしまっているので、新鮮さを抱けなくなるのだ。

終わりに

徒花が今度興味を引かれたのは、こちらの絵を描いたトニーたけざき氏である。すでにマンガ家として30年以上のキャリアを積んでいるベテランだ。

トニーたけざきのホームページ

なかでも、こちらがかなり気になった。(1冊で完結してるし)

表紙からして気になる。こちらの感想はまたブログに書くかもしれないし、書かないかもしれない。その時の気分次第である。

 

今回はこんなところで。

それでは、お粗末さまでした。