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本で死ぬ

基本的には本の話。でもたまに別の話。

おめでとうございます。あなたは恋愛二次選考に進めます~相席居酒屋その後~

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さて私は先日、初めて訪れた相席居酒屋で女の子と連絡先を交換し、2人で会う約束とを取りつけた。くわしくは以下の記事を参照のこと。

 

ada-bana.hatenablog.com

――だが、いまいち相手の意図が読み取れない日々が続いた。LINEを交換して彼女と連絡を取り合ったのだが、いろいろな話題(相手の仕事、趣味、出身地、ディズニーなどなど)を出して世間話をしようにも、どうにも相手が盛り上がってくる気配がないのだ。なんだかどの話題にも興味なさげで、あまり相手が会話を楽しんでいる感じがしない。


というわけで、私はこの時点で「あんまり脈はないかもしれない……」と考え始めていた。たしかに、相席居酒屋と次の店ではそこそこ話が弾んでいたが、あのときは向こうにも気心の知れた友達がいたし、アルコールも入って、独特なテンションだったに違いない。ふと我にかえり、よく知らない男とLINEのやり取りをしている状況を不審に思うのももっともだ。
しかし、ここで諦めてはいけない。「お客さんが商品を買ってくれなさそうな気がする」という思い込みだけで、セールストークを一切せずに諦めるビジネスマンが商談を成立させられるはずがない。

というわけで、盛り上がっていない会話をまったく気にせず、私はサシ飲みの提案をぶっこんだ。その返事は

「いいですよ」

だった。
あっさりしているが、ここでひとまず安心する。「ちょっと忙しいから当分会えないかも」などといわれたらそこでゲームオーバーだが、とりあえず許諾の返事がもらえたということは、相手もその気ゼロではない。
しかししかし、これで安心しきってもいけない。アポイントメントは「いつ、どこで」会うかまで具体的に決まらなければ意味がない。私は早速、相手の都合を聞いてみた。すると、返事は次のような感じだった。
 
「土日がいいですよね? 今月(8月)はもう平日しかお休みがないので、来月(9月)でもいいですか? 月末にシフトが出るので、そこでお伝えします」
 
この返答をどう読み解くかが問題だ。私は、

「これは体のいいお断りかもしれない」

と考えた。
なぜなら、この返答は「私の休日に合わせる → 返事がすぐにできない」という理論を使って返事を先延ばしにしているからだ。そして「9月ならば会える」ことを確約しているわけでもない。8月末になってから「やっぱり来月も会えない」という返事が返ってくることも十分ありうるわけだ。そしてもちろん、彼女が本当のシフトを私に伝えてくる保証などどこにもない。

 

この回答に対し、私としては次のように切り返すこともできた。
「べつに自分の休日に合わせなくても、平日の仕事終わりで大丈夫だよ!」

しかし私はこれを送らなかった。
恋愛の場面において、女性が一度下した意思決定を男性が覆すことは至難の業である。決して不可能とは言わないが、論理を振りかざしたり感情に訴えかけたりして相手の意図を捻じ曲げ、意思決定を変更させるのはあまり得策ではない――と私は考えている。
この時点で私は相手の真意を測りきれていないが、「来月に会う」という彼女の意思決定を変更させようとすることはしないほうがいいと判断した。

というわけで私は「OK」とだけ調子よく返答し、彼女の言う「来月のシフト」が出る時期まで待つことにしたのである。

 

んで先日、私が催促したところ、その返答が来た。


「○日(←日曜日)のランチとか、どうですか?」

 

とのこと。
ビミョー……

もしここで「来月も無理そう」とかいわれたら私は彼女のことをスッパリ諦めるつもりでいたが、どうやら脈なしではなさそうだ。しかし、サシ飲みをランチにすり替えられた辺り、まだまだ信頼は勝ち取れていないようである。私は一次選考を通過し、「2人ランチ」という二次選考に進むことを許可された状況だろう。
とりあえず私はあまり突っ込むことはせず、彼女の申し出通り、それで会う約束をとりつけた。「夜は別の用事があるの?」とか「次の日は早番なの?」とかをこのタイミングでたずねるのは下策である。そんなことは直接会ったときに、その場の雰囲気に応じて聞きだせばいい。
 
というわけで私は現在、来るべき二次選考に向けて、このランチ面接をどのように突破するかを考えている。相手がどんなテンションでやってくるのかまったく未知数だが、せっかく直接話ができるチャンスをつかんだので、ここで再び盛り返さなくてはならない。さてランチはフレンチトーストにするか、それともガレットにするか……。
そして無論、彼女のスケジュールが夜も空いているのであれば、

「ランチ → 映画とかカラオケとかボーリングとか → ディナー → 飲み」

という流れにもっていくことは想定しなければいけないが、本当にランチだけで終わる可能性もある。「想定外」の自体を極力排除しておくことが、物事を成功に導くためには不可欠だ。とりあえず会う場所は私のホームタウンといえる新宿にできたので、時間のつぶし方はいかようにでも考えられるのが幸いだった。

 

就職活動は恋愛と同じ――というのは誰が言ったか知らないが、その逆もまた然り、なのかもしれない。まっこと、恋愛というのは男女の心理戦であり、攻め時と引き時をわきまえなければ最適解にはたどり着けない

それが難しくも、恋愛のおもしろいところなのだろう。気が乗れば後日、この続きを書くかもしれない。

 

それでは、お粗末さまでした。