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本で死ぬ

基本的には本の話。でもたまに別の話。

気になるアイドル・夢眠ねむ

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夢眠ねむ公式ホームページより

最近気になるアイドルがいる。夢眠ねむという。

 

nemu.dearstage.com

最初、徒花は名前の読み方が分からなかったので

「まさかこれで『ムーミン』などと読ませるのではなかろうな……」

と戦々恐々としていたが、調べてみると「ゆめみ・ねむ」と読むらしい。まぁまだ人名らしい名前で安心した。

などといわれても、夢眠ねむって誰だよ? 知らねという人も少なからずいるだろうから、まずはコチラをごらんいただきたい。


でんぱ組.incの夢眠ねむが“物欲の化身”に 「ヤフオク!」CM<1円スタート編 ...

そう、この子である。私も調べていく中で

「あぁ、そうなんだ…………」

という、とくに感想にならない感想を持った。

年齢は非公開、出身は三重県。「でんぱ組.inc」というアイドルグループに所属していて、愛称はショタでもないのに何故か「ねむきゅん」である。

dempagumi.dearstage.com

んで、なんで私が興味を持ったのかといえば、彼女、なかなかの本好きらしいことを下の記事から読んだからである。

hon-hikidashi.jp

 

どのくらい本気なのかは全然わからないが、自分で「夢眠書店」という本屋を開くつもりらしい。最初は「ふーん(ホジホジ」と思いながら読んでいたのだが、対談相手(日販の人)から好きな本を聞かれてクラフト・エヴィング商會の『クラウド・コレクター』と答えていたのに( ゚д゚ ) ガタッと反応してしまった。

新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)

新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)

 

これはなかなか通な本である。かくいう私も名前は知っているが、読んだことはない。

クラフト・エヴィング商會というのは別に外国の組織ではなく、吉田篤弘・浩美夫妻によって結成されたユニット名である。元ネタとなっている「クラフト・エヴィング」とはドイツ/オーストリアの医学者・精神科医であるリヒャルト・フォン・クラフト=エヴィング。この人物は性的倒錯の研究をしていて、「サディズム」という用語の発案者として有名だ。

クラフト=エビング変態性慾ノ心理

クラフト=エビング変態性慾ノ心理

 

ちなみに夢眠ねむ氏は谷崎潤一郎のメモリアルイベントにも出席し、作家・奥泉光氏とともに「文豪を楽しむ 谷崎潤一郎入門」というトークショーを繰り広げたりもしている。

magazine.moonbark.net

そこで、「好きな作家に森茉莉芥川龍之介の名前を挙げる」とあるのだ。芥川龍之介はメジャーだが、徒花は寡聞にて森茉莉氏のことは知らなかった。とにかく、このあたりの作家チョイスを見る限り、たしかになかなかの読書好き、しかも文学好きな感じがする。

貧乏サヴァラン (ちくま文庫)

貧乏サヴァラン (ちくま文庫)

 

※ただし、本人は「積読が多い」と語っているため、読書量自体は本好き女優として知られる氏などよりも少ないだろう。

そんな夢眠ねむ氏は料理も好きらしく、既刊本ではレシピ本を出版している。

夢眠軒の料理  通常版

夢眠軒の料理 通常版

 

あとは、あの吾妻ひでお氏やミュージシャン・菊地成孔氏とともに、以下のような本にも参画している。

ポスト非リア充時代のための吾妻ひでお Azuma Hideo Best Selection

ポスト非リア充時代のための吾妻ひでお Azuma Hideo Best Selection

 

というわけで、なんだかタダのアイドルではなさそうな雰囲気と、これからブレークしそうな気配を徒花は感じ取ったわけで、しかも本が好きなら著者として何か本を書いてくれたりしちゃうんじゃないだろうかとボンヤリ思っていたわけだが、ブログやTwitterなどの文章を読んでみても「書くのが好き」という感じは伝わらないし、文章がうまそうな雰囲気も捉えられなかった上に、じゃあどんなテーマでどんな本を作るかということを具体的に考えてみても私の頭の中にはイマイチピンと来るものは思い浮かぶことがないので、いまやすでに彼女にアポイントメントを取ってみようという気持ちすら起こることはなく、こうしてブログにダラダラとそんなことを書き綴っているのである。

もしかすると他社ですでに著書の企画が進行中かもしれないし、それがすごくヒットすることになるかもしれないが、それはそれで仕方ない。こういうのはめぐり合わせだし、私のモチベーションの問題でもあるのだ。

 

まぁとにかく、彼女は歌って踊れて本が好きで料理もうまいのみにとどまらない。

小さいころは俳人やマンガ家を目指したり多摩美術大学情報デザイン学科に入学してそのキャリアを元に、アイドルグループ・さよならポニーテールの楽曲『ぼくらの季節』ミュージック・ビデオの監督を務めたり、美術出版社という会社のロビーで個展「コズミックメロンソーダマジックラブ」を開催したりと、とにかく文化方面に関して多才なのである。


このPVがスゴイ!さよならポニーテール「ぼくらの季節」 - YouTube

とりあえず心の片隅にその名前を記憶し、ひっそりとその活動を眺めていたいアイドルのひとりである。

 

それでは、お粗末さまでした。