本で死ぬ

基本的には本の話。でもたまに別の話。

鮮やかすぎるオバちゃん探偵の連作短編 ~『ママは何でも知っている』のレビュー~

ミステリーの世界には「探偵キャラ」がたくさんいるが、実際のところ、探偵を職業にしているのはごくごく一部である。

最強の実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSF ~『最後にして最初のアイドル』のレビュー~

星雲賞というのは、1970年に始まった日本最古のSFの賞だ。

ゾンビは添えるだけ ~『高慢と偏見とゾンビ』のレビュー~

本当はこの記事はハロウィーンまでにアップしようと思っていて、「ハロウィーンの仮装はなんだかんだゾンビが一番人気なのよ」みたいな記事の始めた方をしようと思っていたのだが、なんやかんやしているうちにあっという間に11月になってしまい、ゾンビなん…

金持ちという「病い」 ~『本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて』のレビュー~

世の中には「こうすれば金持ちになれる」と読者にアドバイスしてくれる本が山ほどあるが、じつはそれらの本の著者は「大金持ち」ではない。

この本は「嫉妬の教科書」なのかもしれない ~『天才はあきらめた』のレビュー

なにかを成し遂げる人というのは、大きく2つに別れると思う。

勉強をすると人はキモくなる ~『勉強の哲学』のレビュー

私はもっと「ユーモア」のある文章を書きたいと思っている。

ものづくりの鉄則について ~『手塚治虫のマンガの描き方』

絵が描けたらいいなあ、と思うことはだれしも一度はあると思う。

「いつでも転職できる」ようにしておいたほうがいい理由 ~『転職の思考法』のレビュー~

編集者は転職する人が多い。 というか、「転職しない人はいない」と言っても過言ではないくらい、みんなポンポン転職する。

あなたも教祖になろう! ~『完全教祖マニュアル』のレビュー

ちょっと古いが、2015年にマイナビが行った「うさんくさい職業ランキング」がある。それによると、ワースト10の結果がこちら。

本当に成功したいなら家庭はあきらめなさいという事実~『残酷すぎる成功法則』のレビュー

世の中には「成功法則」と呼ばれるものがいくつかある。

原爆を予知した男 ~『最終戦争論』のレビュー

「戦争」という言葉は、基本的に「国家同士の争い」というコンテクストで語られることが多い。

本当はすごくマジメで努力家なバッタ博士の珍道中 ~『バッタを倒しにアフリカへ』のレビュー

本日紹介するのは、新書対象2018に選ばれたこちらの一冊。 「新書大賞」というのは中央公論新社が開催しているもので、独自にその年の「最高の一冊」を勝手に選んでランキングするという、まあ端的に言えば「話題作りのための賞」だ。

自分の緊張に気づくということ ~『口下手で人見知りですが、誰とでもうちとける方法、ありますか?』のレビュー

コミュニケーションが苦手だったり、いわゆる「コミュ障」という言葉。 ここから連想されるイメージは 「うつむきがちで言葉数が少なく、表情の変化に乏しい人」 というものじゃないだろうか。

食用クローンが許された世界で起きるどんでん返しの殺人事件 ~『人間の顔は食べづらい』のレビュー

「怖いもの見たさ」という言葉があるように、平和な社会に生きている人間にとって「恐怖を感じる」というのはひとつのエンターテイメントだ。

『たったひとつの冴えたやり方』は一番好きな小説のタイトルかもしれない

本にせよ、ブログにせよ、タイトルは大事だ。

正しい捕虜のなり方 ~『戦場の生存術』のレビュー

誰でもふとした瞬間に銃弾の雨あられを受け、捕虜になるか死ぬべきかの選択を迫られることがあると思う。

どんな人でも説得力を持った話ができるフレームワーク ~『1分で話せ』のレビュー

基本的に、「話は短く、文章も短く」というのが、人に何かを伝えるときの基本だ。

アウトサイダーは幸せなのか? ~『アウトサイドで生きている』のレビュー

取材は2通りある。 「メッセージ」が目的の取材と、「人」が目的の取材だ。

アメリカの貧困層のリアル ~『ヒルビリー・エレジー』のレビュー

ドナルド・トランプ氏がアメリカの大統領に決まったのが2016年11月のことだ。

なんで同じメッセージなのに、こんなに響くんだろう ~『筋トレは必ず人生を成功に導く』のレビュー

私はTwitterでTestosteroneさんが有名になり始めたころから発言を見ていたし、最初の著書が発売されたときも「ついに出たか」という気持ちで売上状況をチェックしていた。

もがくゆとり作家。努力の集積 ~『拝啓、本が売れません』のレビュー

本というのはメンドクサイ商品である。

すべて、これのおかげでございます ~『禁断の説得術 応酬話法』のレビュー~

村西とおると聞いても、ある年代以上の人でないと、ピンとくる人は少ないかもしれない。

逆張りだけじゃ意味がない ~『書店員X』のレビュー~

「人の行く 裏に道あり 花の山」

タイトルがアレ~『マーチ博士の四人の息子』のレビュー~

なんだかんだミステリーが好きだ。

『ポール・スローンのウミガメのスープ』から水平思考クイズを出題するよ

「ウミガメのスープ」というゲームがある。

極論と認識して吸収すること~『10年後の仕事図鑑』のレビュー~

おそらく、いま30代の人たちはいちばん将来に焦りを感じているのではないかと思う。

書店で自分が作った本を見たときの言いようのない感情~『編プロ☆ガール』のレビュー~

もともと編プロで働いていた私が転職していまの会社に入り、感じたことがいくつかある。

読解力を鍛えるもの ~『AI vs 教科書が読めない子どもたち』~

AIをめぐる論説は大きく2つにわけられる。

「本を読む」とは何を指すのか? ~ 『死ぬほど読書』のレビュー ~

こんなブログを書いているせいもあるだろうが、私にとって「読書とはなんぞや」というのはここ数年、ぼんやりと考え続けているテーマである。

構造主義についてがんばって書いた ~『寝ながら学べる構造主義』のレビュー~

学問は最近のものになるほど難しくなっていく。