本で死ぬ

基本的には本の話。でもたまに別の話。

ミステリー

どんでん返しの宝石箱や!~『この闇と光』のレビュー~

今回紹介する本はこちら。 この闇と光 (角川文庫) 作者: 服部まゆみ 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/11/21 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 盲目の王女レイアと父王を巡るゴシックミステリー。

映画4本のレビュー~『ゴーストバスターズ』『キング・オブ・エジプト』『シャッターアイランド』『リリーのすべて』

週末にまとめて4本、映画を見たので、ザザッとレビュー。

作家による作家のための作家の物語~『ハリー・クバート事件』のレビュー

ACCAと鬼平、好きです。 あと、『エルドライブ』が後半には化けてくるんじゃないかとひっそり期待している。

す年末年始はとりあえずこの本を読んどけ10選 2016年版(小説編)

年の瀬も近づく今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

『姑獲鳥の夏』は見た目より読みやすいぞ!

最近、Google Play Musicで篠崎愛さんの『TRUE LOVE』を購入した徒花です。

『体育館の殺人』を読んで、「読者への挑戦状」を考える

高校生時代は帰宅部だった徒花です。

青臭い……でもそれが大切なんだ~『いなくなれ、群青』のレビュー

昔は紫色が好きだったけど、その後は黄色が好きになり、最近は緑色が好きな徒花です。青が好きになったことは、ないなぁ。

『邪馬台国はどこですか』を読んだら期待を裏切られた

パクチーが食べられない徒花です。

「犯人当て」で驚ける不屈の名作!~『Yの悲劇』のレビュー~

どうしても蒙古タンメン中本のカップラーメン*1が食べたくなって、ちょっと歩くセブンイレブンに暑い中赴いてみたら「店舗改装のため11月まで休業」となっていたのが、ここ最近で一番ショッキングな出来事だった徒花です。この店舗改装のウラになにか思惑を…

『赤に捧げる殺意』のレビュー~単なる備忘録として~

耳垢はドライな体質の徒花です。

僕たちは探偵をなぜか信用してしまうんだ~『メルカトルと美袋のための殺人』のレビュー~

最近毎晩、寝る前にLG21を食べるのが習慣化している徒花です。 もくじ タイトルからして挑発的 外道探偵・メルカトル 探偵は本当に真実を語っているのか? 各話紹介 『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』 『化粧した男の冒険』 『小人閑居為不善』 『水難』 …

だれが犯人を殺したのか?~『スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ』のレビュー~

注射が大嫌いなので、いままで一度も献血に行ったことがない徒花です。採血も昨年、生まれて初めてやった。血を抜くとか、こわすぎる。。。

『亜愛一郎の狼狽』のレビュー~切れ味鋭いコミカルミステリ短編集~

小説のなかの名探偵に奇人・変人が多いのはなぜなのだろうか??

『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』のレビュー

一言に似た作品といっても、いろいろな言い方があるわけだ。

『完全なる首長竜の日』のレビュー~あからさますぎる伏線が虚をつく物語~

ミステリーが別にそれほど好きじゃなくても、名前くらいは知っているだろう『このミステリーがすごい!』(以下「このミス」)というランキング。

名状しがたき雑記

今回はオムニバス形式の雑記。いつにも増してまとまりのない内容となっている。なお、上の写真は内容とまったく関係ない。

『星籠の海』(本)のレビュー(ネタバレなし)~映画化がうれしくて島田荘司と御手洗潔について紹介したくてたまらないんだ~

探偵ミタライの事件簿 星籠の海 - 映画予告編[ 玉木宏 主演] いよいよ6月4日に『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』が公開される。

ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』が納得できない

「ミステリーが好き」とか言っておきながら、実はわたくし、シャーロック・ホームズシリーズをほとんど読んだことがない。

『Comic M』のレビュー~先ずアンソロジーより始めよ~

世の中には「アンソロジー」という本の形態がある。

『マスカレード・ホテル』はミステリとしてはイマイチ

文章を書くコツはいくつかある。

『ブルーバレンタイン』とほか2本のレビュー~結婚願望がみるみる失せる映画~

とある友人に「彼女を作るにはどうしたらいいか?」と相談を受けた。

『経眼窩式』のレビュー~ちょっと出来の悪い社会派ミステリ~

ミステリと言っても、いろいろなジャンルに細分化できる。そのひとつが「新本格」とよばれるものだ。

『○○○○○○○○殺人事件』のレビュー~下品で読者を小ばかにした「ひどい」ミステリー~

本はタイトルが命である。よほど著者が有名だったり、有名な賞を取った場合は別だが、小説は内容がある程度わかる実用書とは異なり、最後まで読まないとおもしろいか否かが判別できないので、知らない作家の場合、読者はタイトルや帯文の煽り、装丁(そしてA…

『NECK』のレビューも添えて~はじめての舞城王太郎~

講談社が発行している雑誌『メフィスト』の新人賞に「メフィスト賞」というのがある。もちろん、名前の由来はゲーテの名作『ファウスト』に登場する悪魔・メフィストフェレス――と思いきや、そのルーツは小野不由美氏の小説『メフィストとワルツ!』に由来して…

『殺人者と恐喝者』のレビュー~ジョン・ディクスン・カーとカーター・ディクスン~

ミステリーというのは単調なジャンルである。古今東西、どんな物語であろうと、「事件が起きてそれを探偵が解明する」という構図が変わらない。しかし、それでも私がミステリーに惹かれるのは、謎が解明された時にえも言われぬカタストロフィを感じられるか…