本で死ぬ

基本的には本の話。でもたまに別の話。

「本を読む」とは何を指すのか? ~ 『死ぬほど読書』のレビュー ~

こんなブログを書いているせいもあるだろうが、私にとって「読書とはなんぞや」というのはここ数年、ぼんやりと考え続けているテーマである。

構造主義についてがんばって書いた ~『寝ながら学べる構造主義』のレビュー~

学問は最近のものになるほど難しくなっていく。

なぜあなたはモチベーションを学ばないのか? ~『図解 モチベーション大百科』のレビュー~

画像はこちらから拝借 モチベーションを「モチベ」と略すのがわからず、周りの人が「モチベモチベ」といっていたのを「イソベあげの親戚かな?」くらいに勘違いしたこともあったが、それはともかく世の中はモチベーションだらけである。

エクストリームな読書会レポート(2018年3月17日開催)

Tomoさん撮影 すっかり遅くなってしまったけど、3月17日に新宿で読書会を開催したので、今回はそのレポート。

「明日やろう」が生産性を上げる ~「仕事に追われない仕事術」のレビュー~

山P主演の『プロポーズ大作戦』がもう10年以上前のドラマだということに驚きを隠せない。

本の帯文を書く専門家がいたんだって。 ~『イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑』のレビュー~

AIとかロボットがこれからどんどん人間の仕事を奪っていくとかいわれている今日この頃、みなさんいかがお過ごしだろうか。

誰も傷つかない物語に価値はあるのか ~『政治的に正しいおとぎ話』のレビュー~

いろいろな言葉が変わった。

興奮しちゃう ~『粘膜人間』のレビュー~

健全な男子であれば、少なからず嗜虐性(サディスティックさ)は持っているだろうし、独断と偏見で言えば、とくに中学生くらいの年齢にはそういう妄想をするものだと思う。

平安時代のDQNはタチが悪い~『殴り合う貴族たち』のレビュー~

平安貴族……というと、『源氏物語』や百人一首など、色恋沙汰にうつつをぬかしながらのほほんと和歌でも詠んでいた人たちというイメージが強いと思うが、当然ながら彼等だって人間なので、怒りに身を任せて罵詈雑言を吐いたり暴力をふるったり殺人を犯したり…

読書の極意(のひとつ) ~『ライフハック大全』のレビュー~

SNSをやっていると、いろいろな人がいる。

タイトルは陳腐だけどおもしろかった『外資系コンサルの知的生産術』のレビュー

「外資系コンサル」という響きには、多くのビジネスパーソンをひきつける魔力がある。

やっぱり献本っていらないかも~『人魚の石』のレビュー~

『本が好き!』の献本で当たったので読んだ。

『大相撲殺人事件』を読んだだけだ

ちょっと前にTwitterで「あらすじがおもしろすぎる」と話題になっていたこの本を読んだ。 大相撲殺人事件 (文春文庫) 作者: 小森健太朗 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2008/11/01 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る

50年前の「1秒」は現在の「1秒」とは違うし、未来はもっと違うかもしれないって話 ~『時計の科学』のレビュー~

人はいつから「正確な時間を知りたい」と考えるようになったのか。 もくじ 原子時計の衝撃 時計が正確すぎて1秒の長さが変わった 「正確な時刻」とはなにか?? 1分=60秒じゃなくなるかもしれない未来 今日の一首 後記

『水滸伝』のあらすじ(粗くない)【下】

いよいよ最後。 長かった水滸伝も、これでひとまず終わり。最後にあの暴れん坊・李逵がちょっと泣かせに来る。

午後に眠くなるのは血糖値のせいじゃないか説

私は午後、猛烈に眠くなることが多い。もちろん、ランチを食べ過ぎてるのが原因だろうことはうすぼんやり思っていたが、具体的に、自分の体のなかでどのようなメカニズムでこの眠気が発生しているのか気になっていた。

現代人なら覚えておきたい死後のライフハック ~『ゾンビの作法』のレビュー~

「教養」という言葉は人によって定義が異なるが、教養を備える目的のひとつに「将来に備える」というものがある。

大きいオッパイはいつから「巨乳」と呼ばれるようになったのか? ~『巨乳の誕生』のレビュー~

テレビのニュースを見ていたら「年明けうどん」というものが紹介されていた。簡単に言えば、「年越しそば」と対になる言葉で、さぬきうどん振興協議会がうどんを買わせるために新たに根付かせようとしている行事である。 ※今回のエントリーは一部、卑猥な画…

「やりたいことが特にない」っていうスゴい才能について ~『天才の証明』のレビュー~

自己啓発書でよくあるメッセージは 「自分が心のそこからやりたいと思うことを見つけて、それに全力を注げば成功できる」 というものだ。 新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 作者: ジュリア・キャメロン,菅靖彦 出版社/メーカー: サンマーク出版 …

企画には「そうきたか!」が必要 ~『企画者は3度たくらむ』のレビュー~

私は書籍の編集者なので、原稿に「赤入れ」をする。

年末年始はコレを読んどけアワード2017 ~小説・人文・ビジネス実用~

今年もいろいろ読んで、2017年の読書冊数は215冊(12月21日時点)。 私が今年読んだ本のからとくに良かった本を10冊に絞り込んでおススメする。ジャンルは文芸・ビジネス・人文などいろいろ。ひとつくらい、気になるものが見つかるとうれしい。

袋とじは読者の驕慢を叩き潰す ~『生者と死者』のレビュー~

私たちは、本が普通に読めることに慣れすぎてしまったのではないか。

スター・ウォーズは映画ではない 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のレビュー

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を見てきた。 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」本予告

ミステリーは短編に限る~『九マイルは遠すぎる』のレビュー?~

「ミステリー小説」といっても本当にいろいろ幅があるもので、最近、ある2冊の本を読んで、改めてそれを感じた。

「怖い絵展」でモッサに惚れる

「怖い絵」展に行ってきた。

ちょうどええSF~『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』のレビュー~

日テレの番組『人生が変わる1分間の深イイ話』で紹介されてから、「ヘドロパパ」として、クズ人間っぷりがフィーチャーされるお笑いコンビ「2丁拳銃(の小堀氏)」だが、私はけっこう彼らの漫才は嫌いじゃなくて、とくに「ちょうどええ」ネタはいまでもたま…

最近の売れているビジネス書、実用書(2017年11月27日)

●取次や大手書店の売上データに個人的な感覚・好みをバイアスとして加えて選定 ●新書、文庫は含まない ●基本的には最近発売された新刊がメイン

ドーナツを穴だけ残して食べる4つの方法~『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』のレビュー~

ドーナツになぜ穴が空いているのかという理由には諸説あるらしいが、一説によれば、油で揚げるとき、火の回りを早くするためだとされている。

大陸一の娼婦を目指す少女のサクセスストーリー~『芙蓉千里』のレビュー~

ジブリの大ヒット作『千と千尋の神隠し』は性風俗の現場で働くことで成長していく少女の物語であるというテーマがあって(詳細はこちらを参照)、私はそのことを覚えていたからなのだろうが、この本を読んだときに『千と千尋の神隠し』を思い出した。 芙蓉千…

「正解」の限界~『論理的思考力を鍛える33の思考実験』のレビュー~

いわゆる「ビジネス書」と呼ばれるものには、すべて共通していることがある。 これは「健康本」も「自己啓発本」も同じだ。